メルカリで商品をこれから販売しようとしている人は、商品画像についてしっかり意識しましょう。
商品が売れない一番の原因は、写真が関係しています
「メルカリで売れる写真を撮影する方法は?」
「メルカリで商品を販売するうえ重要なことは?」
今回は、メルカリで商品を売りたいと思っている人のために、商品画像の重要性について紹介しますね♪
メルカリでは、最大10枚まで画像を設定できますが売れるかどうかを決めるのは、あくまでも1枚目の画像です。
よくわかる解説
- 商品撮影は白バック背景が基本
- トルソーやなで肩ハンガーを使うと売れやすくなる
- フラッシュはたかずに撮影する
メルカリで商品画像の設定は重要?
メルカリは、フリマアプリのなかでも使っている人が多く、購入・販売の両方で利用している人が多いです。
あなたがメルカリで販売をする場合ですが、商品画像の設定は非常に重要です。
メルカリは、リアルの店舗に比べると、商品を手に取って確認できるわけではありません。
そのため、写真で商品の状態をわかるようにしなければ、売れ行きが伸びませんよ!
それに、メルカリは商品を検索して表示される情報は、写真と値段のみです。
興味がある商品があっても、写真写りが悪いとスルーされてしまうケースも少なくありません。
こちらは、「古着」で検索した際に出てきた結果です。
ちらほら売れていますが、売れていない商品に限って商品が汚いのがわかります。
同じコンディション・価格の商品でも、画像がきれいなほうから売れていきます。
事前に注意しておきたいメルカリの画像ルール!
これから、メルカリ販売をしようと思っている人は、メルカリの画像ルールについて把握しておきましょう。
”メルカリガイド”では、以下の内容が記載されていました。
メルカリでは購入前に実際の商品を手にとって確認することができません。
そのため、実際に出品する商品の状態がわかる画像を掲載していただくようお願いしております。違反を確認した場合は取引キャンセル・商品削除・利用制限となる場合があります。
引用:メルカリガイド
商品を手に取って購入できない分、鮮明な写真撮影が必要とのこと。
実際、設定すると規約違反になるケースもあり、事前に把握しておきましょう。
(具体的には以下のとおりです!)
メルカリで違反になる画像
- 実物の画像がない
- 転載画像のみ掲載
- 画質が荒く商品が判断できない
- その他、運営が不適切と判断したもの
これらの画像は、いずれもNGパターンなので、設定しないようにしましょう。
まれに、無在庫転売などをする際に、商品画像をそのまま転載する人がいます。
この場合、1枚でも実物の画像があればよいですが、すべて転載画像の場合は出品が取り消される可能性があるので注意しましょう。
しかし、特例として、オーダーメイド販売に限っては、無在庫出品が許可されています。
規約を見ると、試作品を写真として掲載して、注文が入り次第作成する流れの場合はOKのようです。
この場合、OEM・ODMなどは対象外なので、注意しましょう。
メルカリで商品を販売するうえで重要なポイント3選!【商品画像編】
メルカリで商品を出品する場合は、画像に重点を置いたほうがいいです!
フリマアプリは、SNS×ECサイトのようなイメージで、ユーザーとやり取りしながら商品を販売していきます。
しかし、ラインナップが多いとやり取りできる時間が少なくなるので、画像を見ただけで商品の情報がわかるように、しなければなりません。
仮に、あなたがメルカリに商品を販売しようと思っているなら、以下のポイントを押さえて実践しましょう。
メルカリ販売で押さえておきたいポイント
- 購入者目線で商品画像を撮影する
- 購入者がスムーズに購入できる画像を設定する
- 商品の特性をよく考えて撮影する
これらを意識すれば、売れる商品画像を撮影しやすくなりますよ♪
安定して商品を購入させるためにも、しっかり意識しましょう!
購入者目線で商品画像を撮影する
メルカリで商品画像を設定する場合は、あなた自身が購入者目線に立つことが重要です。
例えば、あなたがメルカリで洋服を購入しようとしているとします。
その場合、コンディションによって求めることが違うと思います。
コンディション別で求めること
- 新品の場合
→付属品があるか、タグがあるかなど - 中古の場合
→普段使いできるか、状態は悪くないかなど
古着を購入する際は、最初から状態が悪い前提で入るので、その悩みを商品画像で解消しなければなりません。
メルカリに古着を出品している人は多いですが、売れている人は商品画像全体的にきれいです。
利用者のことを考えて、トルソーを使って撮影してる人がいれば、着画などを使っている人もいます。
特にアパレル品は、ネットで購入すると失敗しやすいため、慎重に購入したいところ。
しかし、このように具体的にイメージができるものなら、安心して購入できそうです♪
一方で、メルカリで売れ残っているアパレル品ですが、商品画像が結構雑でした。
なかには、床に置いて撮影しているものもありましたね……。
購入者がスムーズに購入できる画像を設定する
メルカリで、商品画像を設定するときは、極力購入者がスムーズに購入できるように設定しましょう。
トータルで、10枚まで設定が可能なので、必要に応じて商品を追加するとよいです!
メルカリでも規約に記載されているとおりで、初期は5枚までしかアップできませんでしたが、2021年時点では10枚まで設定できます。
例えば、あなたが「古着(若干ほつれあり)」を出品するとします。
この場合、”商品が中古でほつれがあること”を画像で説明しなければなりません。
詳しい写真設定は後述しますが、以下の画像を撮影するとよいでしょう。
古着を出品する場合
- 1枚目:トルソーにかけて撮影する
- 2枚目:着用イメージ
- 3枚目:実物を正面から撮影する(ハンガーにかけるとベスト)
- 4枚目:実物を裏面から撮影する
- 5枚目以降:シミ・ほつれ・汚れの個所をピックアップして撮影
まず、商品が着用できることをアピールするために、1枚目でトルソーや着画を使うなどして撮影します。
それ以降は、商品単体で撮影して、5枚目以降に汚れなどをピックアップして撮影しましょう。
汚れている個所は、このように拡大して設定するとわかりやすいです。
写真とプラスして、商品説明文に「○○の部分に若干ほつれがあります※画像○枚目参照」と記載しておくと親切ですよ♪
商品の特性をよく考えて撮影する
メルカリで商品画像を設定する際は、購入者のことを考える必要があります。
これまでアパレル品を例に挙げてきましたが、商品ごとに特性があるので、取り扱う商品によって撮り方を工夫しましょう。
メルカリで販売することが多い商品を例に挙げると、以下のとおりです。
メルカリで販売することが多い商品の特性
- ゲームソフト・ゲーム機
→10~20代が購入することが多い、わかりやすく見やすい写真だと売れる - ブランド品
→20代前半~40代まで幅広いユーザーがターゲット、白バック背景+本物の証明などがあると売れやすい - スマートフォン用品
→年齢問わず売れる、サイズ感がわからないため比較対象があると売れやすくなる - 食品(おかしなど)
→年齢問わず売れる、賞味期限や成分表が気になる人が多くきれいに映すと売れる
アパレル品は、着用する人のことを考えて、清潔感がある商品画像だと売れやすくなります。
その他の商品も同様ですが、ユーザー層に合わせて写真撮影をすると、さらに売れ行きがよくなりますよ♪
メルカリの商品画像撮影テンプレート!【アパレル品の場合】
メルカリでは、商品画像の設定が重要だとわかりました。
しかし、「どうやって撮影すればいいの?」と思っている人も多いので、アパレル品を例に撮影テンプレートを紹介しますね!
メルカリで商品を撮影する場合は、以下のように設定しましょう!
メルカリ商品画像撮影テンプレート
- 1枚目:着画で商品全体が大きく映っている
- 2枚目:着用イメージ
- 3枚目:実物の写真(例:ハンガーにつけた状態など)
- 4枚目:実物の写真の裏
- 5枚目以降:商品の詳細(例:タグ、汚れの個所など)
あくまでもアパレル品ですが、他の商品でも共通している部分もあります!
基本は、きれいに撮影することを意識して、購入者目線で商品画像を設定することが重要です。
1枚目:着画で商品全体が大きく映っている
まず、メルカリで最も力を入れたいのが、1枚目の商品画像です!
メルカリで商品を検索すると、以下のように商品が出てきます。
表示されているのは商品画像と値段のみです。
つまり、1枚目で引き付けられないと、商品は売れません!
アパレル品の場合は、商品の全体像を撮影したいので、着画やトルソーを使った撮影をおすすめします!
商品全体がわかるように、全身で写すと効果的です♪
購入者からすると、「本当に着れるの?」などの不安が頭に浮かぶので、解消しなければなりません!
そこで、着画やトルソーがあると、全体像をイメージしやすくなります。
2枚目:着用イメージ
着画の設定が完了したら、全体的な着用イメージを撮影しましょう。
これは、商品の種類にもよりますが、アパレル品を例に挙げると、比較対象などがあると便利です!
商品説明文と組み合わせると、イメージしやすいと思います。
この商品の場合は、細身の女性が着てぴったりのサイズで、サイズ感も書かれているためイメージがわきやすいです。
また、着用イメージを比較したいなら、以下の手段を使うとよいでしょう!
着用イメージを比較する際におすすめしたいもの
- 小物類(サイズ感の比較になる)
- 同じ商品の転載画像
着画が難しい場合は、転載画像でも問題ないと思います。
実際に、1~2枚目に転載画像を設定している人は多く、メルカリも禁止していないことですからね!
(すべて転載画像にするのはNG)
全体的なイメージを沸かせるためにも、着用イメージは必ず用意しましょう。
3枚目:実物の写真(例:ハンガーにつけた状態など)
着画と全体のイメージが撮影できたら、次は実物の写真を撮影しましょう。
着用していない状態で、どのような商品なのかをアピールします。
1~2枚目に着画を使用して、3枚目以降でトルソーを使うのもありです。
購入するのが面倒なら、ハンガーでも構いません!
3枚目で設定したいのは、メイン側(表面)の写真なので、正面から撮影するとよいでしょう。
しかし、商品画像を撮影するときは、きれいに撮影することを意識します。
OK例の場合は白バック背景できれいに撮影されていますが、NG例の場合は生活感があって汚いです……。
アパレル品は、あくまでも着用するものなので、清潔感がない画像の商品は売れません。
そのため、できる限り背景になにもない場所で撮影するとよいでしょう。
(例:白壁、ふすまなど)
4枚目:実物の写真の裏
正面からの写真が撮れたら、次は裏面から撮影します!
正面からの写真は撮影する人が多いですが、裏面からの商品画像は見逃しがちです。
裏が無地のTシャツでも、必ず裏面は撮影しておきましょう。
こちらのワンピースの場合は、正面とさほど変わりませんが、裏にファスナーがついています。
この写真を設定しておかないと、購入者から「裏面はどのようになっていますか?」とコメントで聞かれてしまいます。
再度撮影しなおすのは面倒なので、最初から載せておくとよいです!
また、Tシャツでも裏面に文字などのデザインがあるものがあります。
このような商品は、必ず裏面の画像を撮影して設定しましょう。
購入意思がある人は、積極的にコメントをしてきますが、必要な写真がすべてそろっていれば、スムーズに購入できますからね♪
5枚目以降:商品の詳細(例:タグ、汚れの個所など)
4枚目で、商品の全体説明は完了です!
5枚目以降は、商品の詳細を説明するために、タグや汚れの個所などを撮影していきましょう。
新品商品の場合でも、タグの写真は必ず設定したほうがよいです。
ブランド系の服を販売する場合は、偽物が出回っているケースが多いため、タグを気にする人も多いです。
また、タグがないと商品の価値が下がることから、古着などでもタグを重視する人が少なくありません。
首のタグや、洗濯の情報が書かれているタグを撮影して、設定しましょう。
また、古着を仕入れて販売する場合は、検品した段階での、”シミ・汚れ・ほつれ”などの部分を撮影して設定しなければなりません。
いくら「古着です」と販売しても、説明文や写真に記載のない欠陥箇所があると、クレームに発展する可能性があります。
そのため、検品で見つけた可能な限りの欠陥箇所を撮影して、5枚目以降に設定していきます。
設定が完了したら、説明文に一言「○○の部分にシミがあります※画像6枚目参照」などと記載しておくと親切ですよ♪
メルカリで商品画像を撮影するときに意識したい5つのテクニック!【アパレル品の場合】
メルカリで商品画像を設定する際ですが、売れ行きを伸ばすために、それぞれ意識したいテクニックがあります!
こちらのテクニックを押さえて販売すれば、メルカリ初心者でも商品が売れるようになるのでおすすめですよ♪
こちらもアパレル品を例に紹介しますが、売れ行きを伸ばしたいなら以下のテクニックを意識しましょう!
メルカリで商品画像撮影時に意識したいテクニック
- なで肩のハンガーを使う
- アプリで加工して画像を見やすくする(Pic Frame)
- 一枚目にこだわる
- フラッシュをたかない
- 白バック背景で撮影する
これらのテクニックを意識すれば、格段に売れやすくなります!
ただの不用品販売をしているユーザーと差をつけるためにも、それぞれ意識しましょう!
なで肩のハンガーを使う
メルカリでは、多くの古着が販売されていますが、そのなかでこぞって使われているのがなで肩ハンガーです。
メルカリに限らず、ラクマやヤフオクなどで古着を販売する人は、基本的になで肩ハンガーを使っています。
ヤフショに販売実績がありましたが、スチール系のハンガー1本で700円程度します。
しかし1個購入してしまえば、使いまわせるので複数購入の必要はありません!
なで肩ハンガーは、アパレル品に限り、商品のシルエットをきれいに調整してくれるので、商品画像撮影には最適ですよ♪
特に、周りと差をつけたメルカリ販売をしたいなら、なで肩ハンガーは必須です。
実際になで肩ハンガーを使用している人と、普通のハンガーを使用している人を比べた結果ですが、なで肩のほうが大きなシルエットになっていることがわかります。
特に、スウェットやトレーナーとの相性は抜群で、ゆるっとしたシルエットになるため、売れ行きに大きく貢献しますよ♪
アプリで加工して画像を見やすくする(Pic Frame)
メルカリでは、商品の差別化が必要になります。
特に、メルカリには多くの古着が販売されており、ライバルが多い市場で戦っていくことになるため、周りよりもきれいに見せる必要があります。
そこでおすすめなのが、Pic Frameです!
こちらのアプリは、写真を正方形に加工して、商品画像にフレームがつけられます!
実際、メルカリでアパレル品を販売している人は、画像にフレームをつけている人が多いです。
普通に販売するよりも、商品に統一性が生まれますし、一覧ページを見たときにネットショップのような販売スタイルにできます。
商品画像が不鮮明なら、彩度や明るさを調整するなどして、画像を見やすく加工していきましょう。
一枚目にこだわる
メルカリで最も重要なのは、1枚目の写真です。
こちらの写真にこだわらないと、商品の売れ行きは伸びませんよ!
メルカリで商品を検索した場合、表示される情報は画像と値段のみです。
つまり、訴求できるポイントは商品の画像と価格の安さのみ。
ある程度ブランディングがしっかりしているものなら、1枚目の画像は意識しなくてもよいですが、ノーブランドや古着に関しては1枚目にこだわりましょう。
売れている出品者を例に挙げると、1枚目には以下の特徴がありました。
売れている出品者の1枚目の特徴
- フレームをつけている
- 商品の全体像がはっきりわかる
- 文字などが含まれている
このような特徴がありますが、いずれも1枚目で購入者に訴求できるポイントを押さえているのがわかります。
具体例を紹介すると、以下のとおりです。
こちらの商品は、商品の全体がある程度わかりますし、文字が含まれていて情報がよくわかります。
検索画面で見ても、他の商品に比べると目立っているので、売れる理由も理解できますね♪
メルカリでは、商品を売るためにさまざまな施策をする必要があります。
最も単純で、意外と難しいのが写真設定です。
1枚目にこだわりながら写真を設定すると、商品の売れ行きも伸びますよ♪
フラッシュをたかない
メルカリ用に商品画像を撮影する際ですが、できる限り自然光で撮影するようにしましょう。
日当たりが悪い部屋で、写真を撮影する際にフラッシュをたく人がいますが、個人的にはあまりおすすめしません。
さまざまな理由がありますが、一番は実物と写真のイメージがかけ離れるからです。
フラッシュをたいて撮影すると、光が反射して商品の色が変わってしまうことがあります。
黒系のアパレル品を撮影する場合、フラッシュをたくと青みがかった色になることもあるようです。
実際、掲載されていた写真のイメージが異なっていた人が、メルカリボックスに質問していました。
購入者からすると、写真とは違う商品が届くことになるので、クレームに発展してしまうことも……。
そのため、メルカリで商品画像を撮影するときは、極力自然光を使ってから撮るとよいでしょう。
白バック背景で撮影する
メルカリで、商品画像を設定する際ですが、白バック背景が基本です。
これは、アパレル品に限らず、どの商品でも同じです。
周りに何も商品がない状態で撮影しないと、汚く映ってしまいます。
売れているアパレル品を例に挙げると、被写体しか映っていないことがわかります。
白バック背景なので、周りには何も映っておらず、商品にのみ集中可能です。
しかし、売れていないアパレル品を例に挙げると、結構汚いものが多いです。
ハンガーにかけているならまだしも、周りがごちゃごちゃしていて、見るに堪えないものが多いです。
さらに、一部のアパレル品は床置きして撮影されているものがありました。
メルカリに出品している以上、あくまでも商品なので、せめてハンガーにかけて撮影しましょう。
まとめ
メルカリで商品を売るためには、商品画像を意識する必要があります。
私はこれまで、2年以上メルカリ転売をしましたが、最初はあまり売れませんでした。
リサーチして、市場で売れている商品がいつまでも売れ残っていたのです。
しかし、写真を少し工夫するだけで格段に売れましたよ♪
ブランド品転売メインでしたが、2年で100件以上の取引利益があります!
これも、写真をきれいに撮影したおかげです!
特に、メルカリは1枚目でユーザーを集客できるかが、大きく決まります。