国内仕入れよりも、中国輸入のほうが稼げることから実践している人が少なくありません。
特に、中国輸入→メルカリ転売の流れは、気軽に稼げる王堂パターンとして注目されています。
しかし、中国輸入品をメルカリで転売する際は、いくつか注意点が存在います!
「中国輸入仕入れで気を付けたい注意点を仕入れたい!」
「仕入れができない商品・規制がかかっている商品を知りたい!」
中国輸入をする際は、日本の法律と中国の法律の両方を把握しておく必要があります!
今回の記事では、中国輸入仕入れをする際に気を付けたいことや、規制がかかる商品や仕入れが禁止されている商品について紹介しますね!
よくわかる解説
- 規制対象商品は仕入れない
- 輸入規制がかかっているものを仕入れると違法
- 売れない商品も仕入れないほうがよい
中国輸入仕入れで気を付けたい注意点4選!
中国輸入品は国内で利益になりますし、Amazonやメルカリで流通している商品の多くは中国輸入品です。
仕入れに使う人も増えてきて、中国輸入転売をする人も増えてきましたが、いくつか注意したいことが存在します。
これから、中国輸入転売をしようと思っているなら、事前に把握しておきましょう。
具体的な注意点は、以下のとおりです。
中国輸入品仕入れで気を付けたい注意点
- 仕入れに関税・消費税・通関手数料がかかる
- 為替レートによって変動する
- 少量で仕入れてテストしないとトラブルになる
- 個人では仕入れられない
特に、アリババ・タオバオを使って仕入れをする場合は、個人で仕入れるのは不可能です。
仮に、商品を仕入れる場合は、代行業者を利用しましょう!
仕入れに関税・消費税・通関手数料がかかる
中国輸入をする場合、国内の商品とは異なり、さまざまな手数料がかかります。
主にかかる料金が、以下のとおりです。
中国輸入でかかる手数料
- 関税:課税価格に対して関税率をかけて計算する
- 消費税
- 通関手数料:通関する際に発生する手数料
消費税については、国内のものが適用されるので、商品代金の10%です。
関税については、利用する代行業者によって異なりますが、ラクマートで仕入れをしたときは、500個仕入れて700円でした!
(他の代行業者に比べると圧倒的に安いです)
通関手数料は、通関手続きに必要な手数料で、荷物1つあたり200円です。
通関申告をする場合にかかる手数料ですが、こちらも代行業者が負担してくれるケースが多いです。
複数の商品を仕入れた場合は、販売個数×200円の手数料がかかるので注意しましょう。
為替レートによって変動する
中国輸入品を仕入れる際は、日本円で仕入れることはまずありません。
アリババやタオバオなどの表記は、すべて中国元です。
こちらの商品の場合は、260元です。
日本の紙幣価値とは異なり、中国元は経済状況によって価格が変動します。
Googleなどで、中国元で調べると、変動相場が出てきます。
調べた時点では1元あたり16.45円でしたが、20日前は16元以下を推移していました。
代行業者の場合は、この変動金利に+1円程度追加して、独自レートとして運営しているところがほとんどです。
中国輸入では、大量仕入れをすることが多く、人民元の価値が低いときに仕入れたほうがお得です。
中国輸入で50万元分の商品を仕入れるとして、価値が1元あたり16円と16.5円のときに仕入れたシミュレーションをすると、
50万元分の仕入れをする際のシミュレーション
- 50万元×16円=800万円
- 50万元×16.5円=825万円
円高(前者)の場合は800万円の仕入れ値で済みますが、円安(後者)の場合は825万円かかります。
極端な話ですが、為替レートで円安のときに仕入れると、損をする可能性があるので注意しましょう!
少量で仕入れてテストしないとトラブルになる
代行業者を使って仕入れる場合は問題ありませんが、個人で中国輸入をする場合は必ずテスト仕入れをしましょう。
アリババやタオバオではなく、Aliexpress・Qoo10などを使う際に注意したほうがよいです。
Aliexpressを例に挙げると、中国で販売されている格安商品を、代行業者を使うことなく気軽に仕入れられます。
上質そうなアパレル品でも、1着あたり500円で購入できるものが多く販売されています!
しかし、Aliexpressは「不良品が多い」「欠陥品だった」などの口コミが目立ちます……。
Twitterを例に挙げると、Aliexpressで購入した商品が不良品だったと報告している人が多かったです。
そもそもAliexpressのようなECサイトは、中国輸入に適していませんが、仮に仕入れに使う場合はテスト仕入れをしたほうが安心です。
テスト仕入れとは、1つだけ商品を仕入れて、商品の質や欠陥について把握することを指します。
せっかく仕入れた商品が欠陥品だと、転売できませんからね……。
ちなみに、アリババ・タオバオで仕入れる場合も、同様にテスト仕入れをしたほうがよいですが、代行業者を使えばその心配はありません。
このように、代行仕入れのプランの一つとして、簡易検品が含まれているからです!
国内に配送する前に、欠陥品かどうかを判断してくれるので、トラブルにもなりづらいですよ♪
個人では仕入れられない
中国輸入は仕入れサイトにもよりますが、以下の販売サイトで仕入れをする場合は、基本的に個人では仕入れられません。
個人仕入れが難しい仕入れサイト
- アリババ
- タオバオ
- 天猫(テンマオ)
いずれも、Aliexpress同様のアリババグループのECサイトです。
個人仕入れに使いたいところですが、中国向けに展開されているため、仕入れは難しいです。
「なんで個人仕入れができないの?」と思う人も多いので、簡単に説明しますね♪
理由は、大きく分けて二つあります。
【中国輸入仕入れが個人で仕入れられない理由】
- AliPay口座開設に難航する
- 国内配送に対応していない工場・業者が多い
まず、アリババ・タオバオなどのサイトでは、支払いにAliPayを導入しています。
中国ではかなりベーシックな支払方法で、国内でいうPayPayのようなものです。
口座開設自体は簡単にできますが、チャージをするのに中国銀行の口座が必要でした。
しかし、2019年のアップデートにともない”Tour Pass”と呼ばれる機能を使ったクレジットカードチャージが可能になりました。
そのため、AliPay問題はそこまで問題ではありません。
問題なのは、アリババやタオバオで国内配送に対応している業者が少ないことです。
サイトを見ればわかりますが、中国語で構成されています。
中国向けのECサイトなので、対応地域はあくまでも中国のみです。
国内に配送しようと思うと、代行業者の活用が必須です。
複数の代行業者がありますが、ラクマートやイーウーマートは代行手数料も安くおすすめですよ♪
中国輸入規制品・中国輸入禁止品の違いを徹底解説!
中国輸入をする場合、気を付けてほしいのが”規制品と禁止品”の違いです。
「何が違うの?」と思う人がいるので、それぞれ概要を解説しますね!
中国輸入規制品と禁止品の違い
- 規制品:輸入はできるが販売に条件・規制がある商品
- 禁止品:輸入そのものが禁止されている商品
基本的には、どちらも仕入れないほうがよいですが、規制品についてはルールを守れば転売できる商品です。
ただ、法律で規制されている商品なので、販売において手続きが必要なので注意しましょう。
禁止品については、輸入そのものが禁止されているものの事を指します。
これは中国に限らず、どの国から仕入れるのも禁止されているので、注意しましょう。
禁止されているのは、”麻薬・銃火器・核兵器・児童ポルノ”などです……笑
常識的に禁止されているのがわかりますが、実は輸入してもよさそうな商品でも、禁止されている意外な商品も存在します。
(詳しくは税関の公式HPで確認してください!)
規制されている商品が、一覧で確認できますが、仕入れる可能性があるのは赤線を引いている書籍や特許品くらいですね!
特に、偽ブランド品などは、国内でよく流通している商品です。
実際にメルカリなどで販売されていますし、逮捕者も存在します。
輸入そのものが禁止されているため、発覚した時点で逮捕される可能性も0ではありません。
中国輸入が規制されている商品一覧!
中国輸入では、輸入が規制されているものや禁止されているものがあります。
ここからは、販売が規制されている具体的な商品を挙げながら紹介しますね!
まず紹介するのは、中国輸入が規制されている商品です。
こちらは、いずれも食品衛生法によって規制されています。
具体的な商品は、以下のとおりです。
中国輸入が規制されている商品
- 食器・調理器具
- おもちゃ
「食品と関係ないのに何で食品衛生法で規制されているの?」と思う人も多いでしょう。
基本的に、輸入品や並行輸入品は、食品が触れる可能性がある場合は規制対象になります。
食器・調理器具:食品衛生法
中国輸入をする際に、食器や便利な調理器具を仕入れる場合は注意しましょう。
食品衛生法で規制されている商品で、仕入れる場合は検疫所に輸入の届け出をしなければなりません。
規制されている具体的な商品は、以下のとおりです。
中国輸入で規制されている食器・調理器具一覧
- お皿
- スプーン・フォーク
- 包丁
- まな板
- 水筒・サーモボトル
- お箸
基本的に、食品が触れる可能性があるものは、すべて食品衛生法によって規制されています。
食器だけではなく、以下のようなキッチン家電・調理家電も届け出が必要です。
サプリなどの届け出に比べると、手順も簡単で難しくありません。
ただ、規制がない商品よりは仕入れが面倒なので、ライバルが少ないジャンルです。
独占して仕入れ・販売が可能ですが、仕入れる際は必ず届け出を出してからにしましょう!
届出申請手順はこちらから:食品衛生法に基づく輸入手続き
おもちゃ:食品衛生法
食器や調理家電は、食品に接することがあるので、食品衛生法で規制されるのはわかりますが、おもちゃは規制される理由がいまいちわからないと思います。
法律の解釈では、乳幼児(6歳未満の児童)が口にするケースを想定して、輸入が規制されています。
しかし、食器類の規制とは少し異なり、対象になるのは乳幼児が口にする可能性があるものです!
具体例を挙げると、以下のとおりです。
おもちゃで輸入が規制されている商品
- おしゃぶり
- ラッパ・笛など楽器のおもちゃ
- 粘土
- つみき
- ミニカー
また、おもちゃには分類されませんが、”折り紙・風船・人形”なども規制されています。
仮に、こちらの商品を仕入れる場合は、検疫所ではなく厚生労働省に届け出しなければなりません。
おもちゃは売れるジャンルで取り扱っている人が多い商品ですが、条件をクリアしないと販売できないので要注意です!
届け出の手順はこちらで解説されています!
→一般財団法人対日貿易投資交流促進協会
中国輸入と日本での販売が規制されている商品一覧!
前述した商品は、輸入そのものが規制されているものですが、国内で販売する場合は、特別許可などは必要ないです。
(届け出の必要もありません)
しかし、これから紹介する商品は、中国輸入と日本の販売の両方が規制されているものなので、個人的には仕入れないほうがよいと思います!
具体例を挙げると、以下のとおりです。
中国輸入と日本での販売が規制されている商品
- 電化製品:PSE法(電気用品安全法)
- リチウムイオン電池※そもそも輸入できない
- 医薬品・サプリメント:薬機法
- 健康器具・美容家電:薬機法
- 化粧品:薬機法
中国輸入ではよく仕入れる電化製品や、スマホ用品も規制の対象です。
販売が規制されていると、特定の人しか取り扱えなくなるので注意しましょう!
電化製品:PSE法(電気用品安全法)
中国輸入で、電化製品を仕入れる場合は、PSE法に準拠したものを仕入れなければなりません。
中国輸入と国内での販売が規制されているのは、コンセント付きの商品です。
中国輸入品に限らず、国内で販売されている電化製品は、電気用品安全法(PSE法)の範囲で、輸入・販売が規制されているので要注意です!
規制されている商品はさまざまですが、以下があげられます。
輸入規制・販売規制がある電化製品
- 電線
- 配線器具(例:延長コードなど)
- 変圧器
- 電熱器具(例:ヘアアイロン、ドライヤーなど)
- コンセント付きの電化製品全般
あまりにも種類が多いため、電化製品は最初から輸入しないほうが無難です。
中国の家電はたしかに売れますし、利益率が高いので仕入れている人も多いですが、PSE法に抵触しない範囲のものを仕入れましょう。
仮に、抵触している商品を仕入れる場合は、以下の手続きが必要です。
PSE法で規制されている商品を輸入・販売する場合の手続き
- 経済産業省への届け出
→電気用品を輸入する業者を証明する届け出が必要 - PSEマークの表示
→輸入品にPSEマークを表示させる
これができない場合は、電化製品を販売できないので注意しましょう!
中国の電化製品で、輸入規制・販売規制がされている商品については、以下で詳しく紹介されているので、参考にしてくださいね♪
リチウムイオン電池※そもそも輸入できない
スマートフォン用品や、パソコンなどを中国輸入する場合は、注意が必要です。
これらの商品には、リチウムイオンの蓄電池が入っています。
こちらは、輸入する際に発煙・発熱の可能性があることから、輸入規制・販売規制がかかっている商品です
PSE法の規制ではもちろんですが、銃火器などと同じ部類の”危険物”として輸送規制されています。
しかし、電化製品やスマートフォン用品にリチウム電池が入っている場合は、安全性が保障されている場合につき、”船便”での輸入のみ可能です。
ただ、このようなリチウム蓄電池を単体で仕入れるのは不可能です。
電池を単体で仕入れることは少ないですが、デジタル時計などに使われていることから、ジャンク品修理の名目で仕入れる人も少なくありません。
医薬品・サプリメント:薬機法
輸入規制・販売規制されている商品で有名なのが、医薬品・サプリメントです。
医療機器なども規制の対象ですが、いずれも届け出が必要です。
それぞれ例を挙げると、以下の商品が規制されています。
薬機法で規制されている医薬品・医療機器
- サプリメント
- 医薬品全般(例:医薬部外品、第二類医薬品、第三類医薬品)
- メス・ピンセット
- 補聴器、ペースメーカー
- カラーコンタクト、コンタクトレンズ
これらの商品を輸入して販売する場合は、製造販売業・製造業の許可を得る必要があります。
こちらは、簡単に取得できるわけではなく、薬剤師などが所持できる資格です。
特に、海外輸入のサプリメントはよく売れるので仕入れる人が多いですが、指定の許可がないと販売できません。
健康器具・美容家電:薬機法
薬機法で輸入・販売が規制されている商品は、医薬品や医療機器だけではありません。
一部の健康器具や美容家電は、販売規制の対象になるため、注意しましょう。
それぞれ例を挙げると、以下のとおりです。
薬機法で輸入・販売が規制されている健康器具・美容家電
- 美顔スチーマー、美顔器
- マッサージチェア
- 電動マッサージ機
- 血圧計
- EMSマッサージ器具
少し複雑ですが、トレーニングをする際に使う以下のような器具は規制対象ではありません。
しかし、肩こりなどを改善する電動マッサージ機は規制の対象です。
基準としては、”体に影響があるかどうか”です。
マッサージ器の場合は、体のコリなどを緩和する効果がありますが、トレーニングマシーンは体を鍛えるのみ。
こちらの基準は複雑なので、最初から仕入れ対象にしないほうが吉です。
化粧品:薬機法
中国輸入で注意したいのが、コスメ系全般です。
化粧品の仕入れはかなりシビアで、輸入する際は検疫所への届け出が必要ですし、販売する場合も同様に販売許可が必要です。
個人経営のドラッグストアや、薬剤師として活動している人なら別ですが、いちバイヤーが仕入れて転売できるような商品ではありません。
ちなみに、中国輸入・国内販売の規制になっている商品は、以下のとおりです。
輸入・販売が規制されている化粧品
- スキンケア用品:化粧水、美容液、保湿クリームなど
- メイク用品:シャドウ、リップ、ライナーなど
- せっけん、ボディーソープ
- シャンプー、リンス
- 入浴剤
- 歯磨き粉
ドラッグストアで販売されている商品は、基本的に輸入が規制されています。
仕入れたところで販売ができませんし、最初から仕入れないほうがよいですよ!
かなりシビアなところですが、どうしても輸入・販売したいなら、以下の資料を参考に商品を仕入れていきましょう!
日本のみで販売が規制されている商品一覧!
中国輸入は禁止されていませんが、国内で販売する際に規制がかかる商品があります。
何も知らない状態で販売すると、トラブルになる可能性があるので注意しましょう!
具体的な商品例は、以下のとおりです。
日本のみで販売が規制されている商品一覧
- Blootooth搭載の商品:電波法
- ドアホン・トランシーバー:電波法
- ドローン:電波法
いずれも、電波法によって規制されている商品です。
販売するには、証明書が必要になるので、仕入れる際は要注意です。
Blootooth搭載の商品:電波法
アリババやタオバオには、Blootoothが搭載されている商品があります。
(例:スマートフォン、テレビ用リモコン、スマートスピーカーなど)
これらの商品は、中国輸入は禁止されていませんが、使用・販売する場合は”技術基準適合証明”が必要になります。
簡単に説明すると、商品が日本の販売基準を満たしているかを示す証明書です。
こちらがその証明ですが、断言しておくと取得するのはほぼ不可能です。
あなたが製造メーカーになって、OEM販売をする場合は別ですが、既存の商品を輸入して転売する場合は、99%取得は無理ですね……。
本来、技適は商品を製造するメーカーが取得するもので、輸入者が取得できるようなものではありません。
電波法によって規制されている商品なので、Blootoothが搭載されているものはそもそも仕入れないようにしましょう!
ドアホン・トランシーバー:電波法
中国輸入の商品で、電波障害を引き起こすようなものは、電波法によって規制されています。
具体例を挙げると、以下の商品です!
電波法によって規制されている商品
- ドアホン
- インターフォン
- ワイヤレススピーカー、イヤホン
- トランシーバー
- ラジコン
- 遠隔カメラ、監視カメラ
これらの商品は個人使用の範囲なら問題ありませんが、販売する場合はBlootooth搭載商品同様に、技適の証明が必要です。
しかし、メルカリでは「安く仕入れられるから」という理由で、ワイヤレスイヤホンが多く販売されているのを目にします。
おそらく、販売されている商品のほとんどは、無許可で販売されています。
現時点で規制されていませんが、将来的に規制される可能性があるので注意しましょう。
ドローン:電波法
空撮などで人気があるドローンも、電波法によって規制されています。
ドローンを操作する際は、無線通信が使われるため、販売するためには技適マークが必要です。
国内で販売されているものを仕入れて転売する場合は問題ありませんが、中国輸入仕入れをする場合は、証明書を用意しなければなりません。
ワイヤレスイヤホン同様に、メルカリには多くのドローンが販売されています。
一部は中国輸入の商品が混ざっているので、「仕入れてもいい商品なんだ」と思って仕入れる人が多いです。
利益率が高い商品なので、仕入れる人が多いですが、規制対象の商品です。
中国輸入する際に注意が必要なもの一覧!
メルカリやamazonで販売されている商品の多くは、中国輸入品です。
国内メーカーの商品よりも、仕入れ値が安いため、購入している人も少なくありません。
しかし、中国輸入をする際はいくつか注意したいものがあるので、最後に紹介しますね!
(具体的な商品は以下のとおりです!)
中国輸入する際に注意が必要なもの一覧
- 銃火器・危険物に類似したもの
- ブランド品・メーカー品
- 液体・粉末状のお菓子、調味料
これらの商品は、いずれも通関手続きで時間がかかるケースがあります。
場合によっては、仕入れすらできない可能性があるので注意しましょう。
銃火器・危険物に類似したもの
中国輸入に限らず、海外輸入をする際に、銃火器を仕入れられないのは言うまでもありませんが、銃火器を模した商品を仕入れる際も注意が必要です。
例えば、以下の商品を輸入しようと思っている場合。
拳銃の形をしたライターですが、外観がモデルガンに似ています。
名目はライターなので違法性はありませんが、銃の密輸だと勘違いされてしまい、通関手続きで止められてしまう可能性が高いです。
私の学生時代の話ですが、修学旅行でグアムに行った際に、同級生が上記と同じようなお土産を購入していました。
手荷物として持っていたのですが、荷物受付の際にレントゲンチェックでがっつり銃の形が映し出されており、別室に連れていかれたケースもあります……笑
法律違反ではありませんが、紛らわしい商品はトラブルになりやすいので、最初から仕入れないほうがよいです!
ブランド品・メーカー品
中国輸入をする際に、やりがちなのがブランド品・メーカー品の仕入れです。
タオバオやテンマオなどには、メーカー品が販売されていますが、こちらの商品の場合は出所がはっきりしているので問題ありません。
しかし、問題なのは”商標権・著作権”を侵害する商品です。
具体例をそれぞれ挙げると、以下のとおりです。
商標権・著作権を侵害する商品
- キャラクターグッズ
- 偽ブランド品
- 有名ブランド風の商品
これらの商品は、輸入・販売ともに規制されています。
アリババやタオバオではあまり見かけませんが、AliexpressやQoo10などではよく目にする商品です。
有名分ランドの偽物や、人気キャラクターの海賊版商品は、商標法違反に抵触します。
個人使用の場合は規制対象にならない動きでしたが、国内に多くの商品が出回っていることから、所持・使用も規制対象になりつつあります。
”偽物だと知らなかった”は通用せず、状況次第では逮捕されます。
価格などで見分けがつきますが、基本的に中国輸入で仕入れるメーカー品・ブランドは偽物です。
仕入れたところでトラブルになる可能性が高いので、最初から仕入れないようにしましょう!
液体・粉末状のお菓子、調味料
輸入をする際に、空輸が規制される商品があります。
液体・粉末状のものは、危険性が高いことから、基本的には陸運・船便のみの対応となります。
輸入そのものはできますが、注文から配送までに半年以上かかるケースがあるので、資金繰りが悪くなる理由からおすすめできません。
ちなみに、お菓子や調味料だけではなく、以下の商品も規制の対象です。
液体・粉末状で輸入が規制される商品
- プリンター用のインク
- ボールペンのインク
- ペンキ
液体でも仕入れが可能なものがありますが、基本的には法規制がかかっていて、仕入れができないケースがほとんどです。
基本的に、中国輸入をする際は代行業者を使って仕入れることが多いので、仕入れる前に事前に聞いておくとスムーズですよ♪
まとめ
中国輸入をする際は、輸入規制・販売規制されている商品があるので、仕入れる際は注意しなければなりません。
今回紹介した商品以外でも、規制されているものはあります。
しかし、紹介した商品を仕入れないように気を付ければ、いったんは中国輸入で稼げるようになります!
国内の転売とは異なり、中国と日本の法律を理解する必要があるので、難しいと思われがちです。
規制されている商品を把握していれば、トラブルに遭うリスクを回避できます♪
利益になるからといって、リスクが高い商品を仕入れるのは危険なので、法律を把握したうえで商品を仕入れるようにしましょう!