せどりで古物商許可が必要なケースについて徹底解説【中古品販売の場合は必須】

せどり・転売ビジネスをする際ですが、必要な資格が存在します。

古物商許可証という資格は、継続的に中古品を仕入れる際は必要になってくるので、必ず取得しましょう。

 

「古物商許可証が必要になるケースを知りたい!」

「古物商許可証はどういうときに必要になるの?」

「古物商許可証を取得するメリット・デメリットを教えてほしい!」

 

イーリス
イーリス

今回は、せどりビジネスに必要な古物商許可証について紹介します!

必要になるケースや、許可なく転売できる場合も紹介するので、これから転売を始めようと思っている人は必見です。

 

よくわかる解説

  • 古物商許可証を取得しないと違反になる
  • 中古商品を仕入れる場合は必ず必要
  • 不用品転売の際は必要ない
目次

そもそも古物商許可証とは?

まず、古物商許可証について知らない人のために簡単に概要を説明します。

古物商許可証とは、中古品を転売する際に必要な資格であり、”古物”を商品として取り扱う場合に必要になります。

 

ここで言う古物とは、中古品のことを指すので、オリジナル商品以外は基本的に中古商品です。

よく、”新品で仕入れた商品は古物商許可証が必要ない!”という人もいますが、これは間違いです…

 

以下が一般的な商品の流通の流れになります。

 

  1. メーカーが商品製造
  2. 卸業者・代理店に商品を卸す
  3. 卸業者が販売店(小売店)に商品を卸す
  4. 小売店から一般流通する

 

認識では、1~3の段階では新品商品になりますが、あなたが小売店から購入した時点で、商品のコンディションは”中古の未開封品”です。

 

そのため、新品商品を購入したからといって、古物商許可証を取得しないで継続的に転売するのは危険ですよ!

 

転売ビジネスをするなら、古物商許可証は取得しておいて損はありません。

 

古物商許可証なしで販売すると逮捕される

古物商許可証は、中古品を仕入れて転売する際に必要です。

どの販売先でも、中古品を販売した時点で、古物取引になるので許可証が必要になってきます。

 

”古物商許可証を取らずに転売したらどうなるの?”という人がいると思いますが、最悪の場合逮捕されてしまいます。
※古物営業法違反

最近では、有名ブランドの”コムデギャルソン”の商品を許可なく転売したとして、元社員が書類送検されました。

 

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/c50d7f66d014c093c07eb8d03cc0d49ff7db01c2

 

コムデギャルソンは、メルカリでかなり需要のあるブランドであり、転売するのも理解できます。

不用品を転売する場合は問題ありませんが、利益目的で仕入れて転売した場合は、古物商許可証が必要になるので注意しましょう!

 

そこまで事例は多くありませんが、古物商許可証を取得していれば逮捕されることはありません。

古物に該当するものを二つ紹介します!

古物商許可証ですが、中古商品を仕入れる際に必要になります。

しかし、どこまでが中古商品なのかどうかわからないという人も多いと思います。

 

そこで、”この商品は古物に該当する”というものがいくつかあるので、紹介していきますね!

「これが古物に該当するの!?」という商品もあるため、しっかりチェックしておきましょう。

 

古物に該当する商品

  • 店舗・ネットから仕入れた中古品
  • 店舗・ネットから仕入れた新品

 

直接あなたが製造しない限りは、基本的には古物になります。

店舗・ネットから仕入れた商品は、どのコンディションでも古物に該当するので注意しましょう。

店舗・ネットから仕入れた中古品

まず紹介したいのが、店舗・ネットから仕入れた中古品です。

一般的に、中古せどりをする場合は、中古品をメインで仕入れていくのですが、すべて古物に該当しています。

 

中古品について理解していない人も多いと思うので、改めて紹介すると、二次流通で出回った商品のことを指します。

メーカー・卸業者が販売店に商品を卸す場合は、まだ新品商品です。

 

そこから、消費者に流した時点でコンディションは中古になります。

ブックオフ等で販売されている商品は、”お客様から中古品を買い取って販売している”ので、古物になります。

 

https://twitter.com/kadomeka/status/1291743564032913408?s=20

 

しかし、ブックオフには新品商品もあります。

お客様から新品商品を買い取って販売されているものについては、古物に該当しないと思われがちですが、こちらも古物です。

 

くれぐれも、”新品=古物ではない”という認識はやめましょう。

店舗・ネットから仕入れた新品

古物に該当する商品は、中古コンディションの商材だけではありません。

新品商品も、古物に該当するので注意しましょう。

 

ちなみに、先ほど紹介した以下の流れでは、どれも新品商品です。

 

  1. メーカーが製造※新品
  2. 卸業者に流す※新品
  3. 販売業者に流す※新品
  4. 購入する※新品

 

しかし、Amazonやヤフオクといった二次流通に流した時点で、コンディションは中古に変わります。

詳しく言うと、新品未開封ではなく”中古未開封”という状態になるのです!

 

いくら見た目がきれいでも、世間の認識では中古品になるため、古物商許可証が必要になります。

”新品商品だから古物に該当しない!”という人がいますが、これは間違いです。

 

まぎれもなく中古品になるので、古物商許可証を取得してから転売するようにしましょう。

古物商許可証が転売する際に必要なシーンを紹介!

古物商許可証ですが、中古商品を取り扱う場合は必要になります。

しかし、”どういうシーンで必要なの?”という人もいると思うので、古物商許可証が必要になるシーンを紹介しますね!

 

具体的には、以下が挙げられます。

 

古物商許可証が必要になるシーン

  • 中古コンディションのものを仕入れて転売する
  • ジャンク品を仕入れて部品だけ売る
  • 中古商品をリペアして販売する

 

基本的に、中古品を仕入れて転売した時点で、古物商許可証が必要です。

それが、新品商品だとしても、二次流通市場に流した時点で、古物商許可証になるので注意しましょう。

 

また、商品としてみなされないような、ジャンク品を仕入れてきて、部品だけ売る場合も古物商許可証が必要なので要注意です!

中古コンディションのものを仕入れて転売する

まず、古物商許可証ですが、中古コンディションのものを仕入れて転売すると、必要になります。

一般的な中古せどりのやり方ですが、利益目的で仕入れた場合は、許可が必要になるので注意しましょう。

 

 

例えば、こちらの商品。

メルカリで販売されているゲームソフトですが、格安で販売されていることがわかります。

 

Amazonでは需要のある商品であり、売れる商品なので仕入れたいところ。

商品説明文には、「2~3回しかプレイしていません」と書かれているので、コンディションは悪くありません。

 

 

Amazonで出品する際は、ほぼ新品のコンディションで出品できますが、古物に変わりはないので許可証が必要です!

ジャンク品を仕入れて部品だけ売る

古物商許可証は、”中古品を転売する場合”に必要になるので、ジャンク品は該当しないという人もいます。

しかし、ジャンク品だとしても、古物には変わりないので許可証が必要です。

 

 

ヤフオクには、このようにジャンク品が販売されていますが、いずれも利益になる商品です。

横流しして利益になることもありますが、部品取りだけをして、それを転売して利益になります。

 

ジャンク品から部品を取れば、”オリジナル商品”と勘違いする人もいますが、古物のままです。

古物に該当する商品を分解しただけであり、古物に該当しないというわけではないので、ジャンク品を仕入れる際も許可証を取得しましょう。

 

ジャンク品せどりは、仕入れ原価は安いですし、利益になる可能性が高いので仕入れて損はありませんよ!

中古商品をリペアして販売する

最後に、中古品を仕入れてリペアして販売する場合です。

ジャンク品や中古品の商品を仕入れてきて、そちらをリペアして販売する際は、オリジナル商品になると勘違いする人も多いです。

 

 

リペアでよくあるのが、ブランド品転売。

ヤフオクに販売されているような、まとめ売りの格安ブランド品を仕入れてきて、新品に近い状態に戻して、メルカリで転売するというもの。

 

中古品を買い取って、自分なりに綺麗にして転売するので、DIYの感覚で転売している人も少なくありません。

しかし、あくまでもリペア商品なので、古物商許可証が必要です。

 

 

ただ、仕入れてきた商品を素材にして、リメイク商品を作ってオリジナル販売する場合は、古物商許可証は必要ありません。

この辺の基準は難しいですが、ただリペアしただけでは古物のままなので、許可証が必要です。

転売で古物商許可証が必要ない場合はある?

転売では、古物商許可証が必要ない商品も存在します。

原則として、古物として認められている商品は、許可証が必要ですが、それ以外の商品は許可証なく転売できます。

 

具体的には、以下の通りです。

 

古物商許可証が不要な転売

  • 不用品を転売した
  • オリジナル商品を製造して販売した
  • 無料でもらったものを転売した

 

古物商許可証は、”古物を利益目的で継続的に転売する場合”に必要な資格です。

そのため、新品コンディションとして認められる商品や、利益目的の転売ではない場合は許可証が不要です。

 

ただ、転売ビジネスをする際は、新品・中古商品を仕入れることはよくありますし、許可証は取得しておいたほうが良いですよ!

仕入れる商品の幅も広がりますし、取得して損はありません♪

不用品を転売した

古物商許可証は、”利益目的”で古物を転売した場合にのみ必要になります。

例えば、あなたが子供のころに購入したレトロなおもちゃがあるとします。

 

 

ヤフオクでは、このように利益になっているので、販売するのもわかりますね!

この場合、家にあるものをたまたま販売しただけなので、古物商許可証は必要ありません。

 

利益目的で仕入れたものではなく、家にある商品を処分しただけなので、利益商品の転売にはならないのです。

実際、転売ビジネスを始める前は、ある程度の自己資金を用意するために、不用品を転売することはよくあります。

 

身の回りの物を販売して、実際に販売しようと思っている販売先で、商品が売れるかどうかを確かめる手段でもあります。

オリジナル商品を製造して販売した

次に、オリジナル商品を転売する場合です。

古物商許可証は、中古品を転売する際が対象になるわけですが、オリジナル商品は例外です。

 

  • 中国の工場と契約してアパレル用品を製造して販売
  • まつ毛美容液をOEMとして販売
  • オリジナルのバッグを作って販売した

 

いずれも、新品商品という扱いになり、二次流通に流したとしても、中古商品として認められません。

あなた自身が、メーカーの立場になるので、商品を製造して転売したところで、許可証が必要になることはありませんよ!

 

ただ、オリジナル商品を製造しているメーカーと契約して、あなたが卸業者になって転売した場合は、許可証が必要です。

一からあなたが製造した商品を販売する場合のみ、許可証は不要です♪

無料でもらったものを転売した

最後に、無料でもらったものを転売したという点です。

知り合いや友達からもらったものが、家のどこかで眠っていることがあります。

 

処分するにも勿体ないですし、メルカリ・ラクマ等で販売する人も少なくありません。

この場合、利益目的でもらっているわけではないので、古物商許可証は必要ありませんよ!

 

認識は、不用品転売と同じです!

 

  • 友達からもらったものを転売:不要
  • 友達から安く購入して転売:必要
  • 友達が善意で売ってきた商品を後日転売:不要

 

無料でもらう場合に限りますが、善意で”安いから買わない?”と持ち掛けていた場合は、転売目的で購入するかどうかがカギになります。

もちろん、転売目的なら許可証が必要ですが、あなた個人が使用する目的で購入した場合は、許可証は必要ありません!

 

少し複雑ですが、転売目的ではない場合は、基本的に必要ないので安心しましょう!

古物営業法で定められている商品一覧!

古物営業法で定められている商品は多く存在しますが、基本的には古物として認められるものはすべて該当します。

古物に認められる商品は、以下の通りです。

 

  • 店舗で仕入れた中古品
  • ネットで仕入れた中古品
  • 各種新品商品

 

店舗で仕入れたものは、基本的に中古品になります。

新品コンディションだとしても、二次流通に流れた時点で、古物になるので注意しましょう。

 

しかし、オリジナル商品は例外です。

あなたが、OEMで工場と提携して商品を製造して転売した場合は、古物商許可証は必要ありません。

 

一度でも、卸業者を通して仕入れている場合は、古物に該当するので注意しましょう。

販売先で新品商品として出品できるので、勘違いする人も少なくありませんが、違法性があるので、許可証を取得してから転売すると良いですよ!

転売する際に古物商許可証を取得する二つのメリット!

あなたが、転売をする場合ですが、古物商許可証を取得しなければなりません。

古物商許可証は、オリジナル商品や不用品を転売しない限りは、基本的には必要です。

 

古物商許可証を取得すると、メリット・デメリットがそれぞれ存在します。

まずは、メリットから紹介しますが、以下が挙げられます。

 

古物商許可証を取得するメリット

  • 取引先の信頼を得られる
  • 二次流通市場で継続的に転売できる

 

一番は、アカウントの信頼性が高まるということです。

セラーとして販売している際に、古物商許可証の番号が掲載されていれば、”この人なら安心して購入できる”と認知されるので、購入率も上がりますよ!

 

古物商許可証を取得するとメリットしかないので、しっかり取得したいところです。

取引先の信頼を得られる

古物商許可証を取得すると、取引先の信頼を得ることができます。

ネットで商品を購入する際は、少なからず不安があるのです。

 

私も、ネットで仕入れをすることがありますが、ストアから仕入れをする場合は、古物商許可証を提示している人から購入するようにしています!

古物商許可証がある人とない人では、前者のほうが安心して購入できますし、信頼性も高まります。

 

  • 信頼されて購入率がアップする
  • 商品が優良な場合はリピートにつながる

 

この様に、古物商許可証は購入率がアップします。

まず、出品初心者は購入されることが重要なので、古物商許可証を取得して提示し、信頼性のある出品者ということをアピールしましょう!

 

一人が購入すれば、それがエンジンになり、さらに購入してくれる人が増えますよ!

二次流通市場で継続的に転売できる

次に、二次流通市場で継続的に転売できるというメリット。

逆に言えば、古物商許可証を取得しないと、二次流通市場では転売することができません。

 

古物商許可証を取得しないと、現段階ではOEMか不用品しか転売できません…

幅を広げるという意味でも、古物商許可証を取得するようにしましょう。

 

また、古物商許可証を取得すると、”古物市場”という売買に参加できるようになります。
※詳しい内容は後述します

 

  • 中古品よりも安く仕入れられる
  • 美品のものが安い
  • 仕入れ値が安く利益になりやすい

 

この様な特徴がありますが、古物市場を利用することで、利益が拡大するのは確かです。

継続的に転売したいと思っているなら、許可証を取得しましょう。

転売で古物商許可証を取得するデメリットは?

転売で、古物商許可証を取得する際は、デメリットも存在します。

メリットもありますが、デメリットもしっかり把握しておくことで、今後取得して転売する際に、足枷にならずに済みますよ♪

 

転売で古物商許可証を取得するデメリットは、以下の通りです。

 

古物商許可証を取得するデメリット

  • 取得に費用が掛かる
  • 許可が下りるまでに時間がかかる
  • 状況次第では警察から監査が入る

 

この様なデメリットがありますが、一番面倒なのが監査です。

古物商許可証を取得するには、警察署に提出しなければなりませんが、2019年に法改正されたことから、古物営業をするためには事業所として、働く場所を提出する必要があります。
※主な事業所

 

無視すると、警察から監査が入るのでかなり面倒です。

取得に費用がかかる

古物商許可証は、取得するためにそれぞれ費用が掛かります。

取得するための費用は、19,000円であり、少し高額です…笑

 

しかし、逆にこの約2万円を支払うことで、計測的に転売ビジネスで利益を出していくことができるので、安い方です。

実際、2万円の月利はすぐに回収できますし、一度お金を支払ってしまえば、追徴されることはありません。

 

また、先ほども紹介した、古物市場を利用して転売ができるようになるので、取得前に比べると充実するのは確かです!

初期費用として、必ず必要になってくる項目なため、しっかり用意しておきましょう。

 

個人的には、ランニングコストの一つとしてとらえて、後々回収すればいいと思いますし、そこまで気にならないと思います♪

許可が下りるまでに時間がかかる

古物商許可証は、とにかく時間がかかります。

私が取得した際は、1か月程度かかったので、転売ビジネスを始める1か月前から行動しておいたほうが良いですよ!

 

ちなみに、古物商許可証を申請する場合は、郵送では対応していません。

警察署に足を運ぶ必要がありますし、直接申請をしなければ、手続きできないので注意しましょう。

 

  1. 申請をするために警察署に向かう
  2. 許可が下りるまで待つ
  3. 許可が下りたら警察署で許可証を受け取る

 

このように、警察署には2回行かなければなりません。

時間を調整する必要がありますし、許可が下りるまでに2~3週間程度かかるので、申請時間次第ではより遅くなります。

 

余裕をもって転売するために、事前に申請をしておくことをオススメします!

状況次第では警察から監査が入る

古物商許可証とは、盗品・コピー品を転売しないための許可証であり、防犯的な役割があります。

しかし、ただ許可証を取得したからといって、それで終わりというわけではありません。

 

定期的に監査が入るのですが、以下のことを聞かれます。

 

  • 営業をしているかどうか
  • 帳簿をつけているかどうか
  • どういう商品を取り扱っているのか

 

普通に転売しているなら問題ありませんが、イリーガルな転売をしている場合は、高確率で逮捕されるので注意しましょう。

何もしていない状態でも、いきなり警察がインターホンを押してくるので、正直驚きます…笑

 

この様に、古物商許可証を取得する際はデメリットもあるため、しっかり押さえておきましょう。

転売で古物商許可証を取得するベストなタイミングは?

転売で、古物商許可証を取得する際ですが、タイミングをしっかり把握してから提出したほうが良いです。

私が古物商許可証を取得したのは、”安定してせどりで利益が確定してから”です。

 

もちろん、転売ビジネスを始める前に取得するのがベストですが、実際に利益が出るかはわかりません。

古物商許可証を取得する際は、許可の有無にかかわらず手数料がかかります。
※基本的に申請すればだれでも認可されます

 

自分の中で、”月利○○円達成したら許可証を取得する!”と決めておけば、一つの目安になります。

また、購入した商品が公私混同する場合もありますし、仕入れた商品はしっかり帳簿をつけておくことが重要ですよ!

 

利益が出て、許可証を取得したら、今後転売ビジネスを拡大していくという大きな決断になります。

古物商許可証を申請する手順を説明!

仮に、あなたが古物商許可証を取得したい場合は、これから紹介する手順で申請を進めていきましょう!

転売ビジネスで利益を出したいと思っているなら、古物商許可証取得は必須です。

 

具体的な手順は、以下の通り。

 

古物商許可証取得の手順

  1. 必要書類を準備する
  2. 管轄する警察署に届け出を出す
  3. 19,000円を支払って承認まで待つ

 

提出手順は非常に簡単であり、申請してお金を支払うだけです!

”古物商許可証取得は難しそう…”という声もありますが、手順に沿って進めていくだけで、誰でも取得できますよ!

 

必要書類等が存在するので、取得前に揃えておくことをオススメします。

1.必要書類を準備する

まず、古物商許可証を取得する前に、申請時に必要なものがあるので、それぞれ揃えておきましょう。

個人事業主として提出する場合と、法人が提出する書類でそれぞれ異なるため、それぞれ把握しておくと良いでしょう。

 

【必須書類】

  • 住民票※要本籍地記載のもの
  • 身分証明書
  • 法人登記事項証明書※法人の場合のみ
  • 法人の定款※法人の場合のみ
  • 投棄されていないことの証明※法務局
  • 許可申請書
  • 略歴書
  • 誓約書

 

これらの書類が必要になりますが、許可申請書以降の書類は、警視庁のホームページからダウンロードすることができます。

また、以下の書類は、該当する人のみ必要です。

 

  • 営業所の賃貸契約書※事務所がある人
  • 駐車場などの保管場所の賃貸契約書

 

これらの必要書類を集めたら、警察署に向かって申請を行います。

2.管轄する警察署に届け出を出す

古物商許可証を取得する際は、警察署に届け出を出す必要があります。

ここで注意したいのは、あなたが住所を置いている場所が、管轄する警察署になります。

 

他の場所で申請しても、許可が下りないので注意しましょう。

ちなみに、管轄の警察署に提出する場合は、古物商許可証を取得する旨を警察に一度電話をしておくと良いです。

 

 

古物商許可証で検索すると、このように警視庁のホームページが出てきます。

そこから、あなたの住んでいるエリアを管轄している警察署を調べられるので、チェックしましょう。

 

電話して、提出することを伝えておくと、スムーズに対応してくれます。

記入個所は、覚書が存在するので、それに合わせて書くと良いです。
※わからない箇所は警察署で教えてもらえます

3.19,000円を支払って承認まで待つ

書類を書いたら、申請する際に必要な19,000円を支払って、承認まで待ちます。

ちなみに、書類の不備があって申請が認められない場合がありますが、その場合は返金してもらえないので注意しましょう。

 

ただ、必要書類をしっかり集めて、警察署に従って転売をすれば問題ありません。

古物商許可証が承認されるまでに時間がかかりますが、最短で2週間程度で完了します。

 

私の場合は、1か月程度かかりましたが、警察署の込み合い状況によって変わるので、注意しましょう。

無事承認されたら、あとは警察署に行き、承認された旨の書類をもらったら完了です。

転売に古物商許可証が必要になる三つの理由を解説!

転売をする際ですが、古物商許可証の取得が必須です。

仕入れる商品次第とは言ったものの、オリジナル商品を販売しない限りは、基本的に許可証が必要です。

 

その他にも、古物商許可証が必要になる理由があるので、改めて紹介しますね!

具体的には、以下の通り。

 

古物商許可証が必要になる理由

  • 中古品を継続的に転売する場合に必要になるから
  • 古物市場に参加できるようになるから
  • 状況次第では違法になるから

 

この様な理由がありますが、古物商許可証を取得して負担になることはありません。

2万円程度のランニングコストを支払うことで、継続的に転売ができるようになるわけですから、良い投資だと思います。

 

また、中古品よりも格安で仕入れられる古物市場に参加できるようになるのは、かなりのメリットです!

許可証がないと入れないので、取得しておきましょう。

中古品を継続的に転売する場合に必要になる

まず、古物商許可証ですが、継続的に古物を転売する際に必要になります。

許可証がないと違法になってしまうこともありますし、実際に逮捕事例もあります。

 

 

国が定める中古品の定義は様々ですが、基本的にネットや店舗から仕入れた商品は、すべてが中古品です。

それを二次流通市場に流した時点で、中古品として扱われてしまうので、許可証が必要になります。
※新品コンディションでも

 

よく、古物の取り扱いを”中古品のみ”と思っている人も少なくありませんが、新品商品も該当します。

店頭では新品として扱われていても、あなたの手に渡った瞬間に”未使用の中古品”という扱いになるからです。

 

そのため、転売ビジネスをしたいなら、許可証は取得しておきましょう。

古物市場に参加できるようになるから

古物商許可証を取得すると、古物市場というものに参加できるようになります。

この古物市場とは、転売ビジネスを行っている転売ヤーが、在庫品を持ち寄って転売している市場のことを指します。

 

処分品として転売するので、破格の値段で販売されています。

格安で仕入れることができれば、それだけでメリットになりますし、売り上げにも影響しますよ♪

 

ちなみに、古物市場は以下の種類が存在します。

 

  • 木曜の会:日用品、雑貨、古美術の取り扱い
    入会費無料、参加費900円
  • ハッピー転売市場:化粧品、アパレル用品
    格安、スタッフのサポートがある
  • ハッピー東京オークション:ブランド品、時計等
    相場表が掲載されている、見学可能

 

ブランド品を仕入れる際は、古物市場に参加して損はありませんよ!

状況次第では違法になるから

最後に、古物商許可証を取得していないと、違法になる可能性があります。

古物商許可証を取得せずに転売すると、”古物営業法違反”に該当します。

 

許可証を取得しない状態で転売するのは危険であり、不用品転売・OEMをしない限りは、基本的には必要になります。

この記事で古物商許可証についての理解が深まったと思うので、さすがに取得しないということはありませんが、タイミング次第では早急に取ったほうが良いかもしれません。

 

  • 継続的に転売で稼いでいる
  • 利益がそれなりに出ている
  • これからも稼いでいく予定

 

この様な人は、古物商許可証を習得しないと、継続的に転売ビジネスができなくなります…

古物営業法にならないためにも、しっかり把握しておきましょう。

まとめ

今回、古物商許可証がどういうものかということを解説しました。

古物商許可証は、転売ビジネスで継続的に利益を出していきたいと思っている人は、必ず取得したいものです。

 

  • 中古せどり
  • 新品せどり
  • 店舗せどり
  • 電脳せどり

 

これらの転売ジャンルがありますが、それぞれ取得しないと、違法になってしまいますからね…

現段階で、転売ビジネスで稼いでいて、古物商許可証を取得していない人は、早急に取得するようにしましょう。

 

古物商許可証についてしっかり理解しておけば、転売ビジネスがより豊かになります。

申請するには19,000円かかりますが、転売で稼ぐと思えば、そこまで負担になりませんよ!

イーリス
イーリス

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